FIFA、W杯の出場枠拡大を正式決定。2026年大会から48ヶ国出場に

2017年01月10日

ジュニアサッカーニュース

HAMBURG, GERMANY - MAY 25:  The FIFA World Cup is pictured at the city hall on May 25, 2006 in Hamburg, Germany. The FIFA World Cup will be presented to the public on May 26, 2006 in Hamburg, Germany.  (Photo by Alexander Hassenstein/Bongarts/Getty Images)
(写真●Getty Images)

 国際サッカー連盟(FIFA)は10日、理事会で2026年大会よりFIFAW杯の出場国を48ヶ国にすると決定した。

 現在は出場する32ヶ国を4ヶ国ずつ8つのグループに分ける形式を採用しているが、2026年大会からは3ヶ国ずつの16グループによる1次リーグを行う形に変更される。決勝トーナメントには各グループ上位2ヶ国が進出し、32ヶ国によって争われることになる見込み。

 現行方式では決勝まで最大7試合(グループステージ3試合+決勝トーナメント4試合)だったが、これは参加国数が増えても変わらない(グループステージ2試合+決勝トーナメント5試合)。そのため試合数増による出場国への負担は増えない。

 一方でW杯全体の試合数は「64」から「80」に増えるため、大会全体の収入は増えることが予想される。これには選手への負担増を懸念し、W杯の出場国数拡大に反対しているヨーロッパ各国クラブへの配慮があると英『BBC』は報じている。

 1930年の第1回大会は13ヶ国によって行われたW杯は、1998年フランス大会から現在と同じ32ヶ国制に移行していた。

 ブラジル『グローボエスポルチ』などは、今回のW杯出場枠拡大によって各地域の出場枠にも影響が出ると伝えている。欧州が16ヶ国、アフリカが9.5ヶ国、アジアが8.5ヶ国、南米と北中米カリブ海が各6.5ヶ国、オセアニアが1ヶ国という割り当てになるという(0.5は大陸間プレーオフで争われる出場枠)。また一部では南米と北中米カリブ地域を統合する案も出ており、議論が進めばこれまでW杯に出場できなかったような国にもチャンスが大きく広がるかもしれない。

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