「足の負担を少なくする動き方」ってどんな動き方? 体全体を使った動き方を学ぶ
2017年02月28日
コラム上半身と下半身をうまく連動させて走るには?
松井氏が指導する「上半身と下半身をうまく連動させて走るための基本」を整理したい。
2.背中を上手く使い骨盤を左右に引き上げて動く
この2つのポイントが基本動作になる。そのためには肩甲骨と骨盤を連動させる筋肉の柔軟性を養う必要があり、そのためのウォーミングアップを教えてくれた。松井氏が言葉を多く発したのは“背中を上手く使う”ということである。この部分を柔らかくすることで「肩甲骨と骨盤の連動していることが“より”感じられるようになる」という。
【腰の部分の反りを保持し前傾する】
【腕と骨盤をつないでいる背中の筋肉を意識しながら手を耳の高さまで上げる】
【お尻を突き出し、背中の反り、背中に刺激を感じながら手の上げ下げを行う】
「背中の部分の筋肉がしっかりほぐれないと動きがぎこちなくなります。肩甲骨と骨盤がうまく連動させて動くということは、つまり、上半身と下半身を連動させて体全体を使って動くこと。だから、その接点である背中部分を柔らかくすることは重要なことなんです。さらに体への負担というよりは動くためのパワーを『肩甲骨まわり、背中部分、骨盤まわり』と3つに分散させているから少なくて済みます。
この動き方は、前に出た足が自然に次の動きにつながるように骨盤の下にくるため、上半身が骨盤にうまく乗る形になっています。なので、これまでのように足に力を入れて踏ん張らなくても走ることができます」
そして、参加者は20分程度のウォーミングアップ後に約1時間、上記に記した基本を意識しながら動く練習を行った。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】2025.09.08
-
U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!2025.09.08
-
フットサル日本代表メンバー発表!【AFCフットサルアジアカップインドネシア2026予選】2025.09.05
-
U-22日本代表メンバー発表!【AFC U23アジアカップ サウジアラビア 2026予選】2025.09.03
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】
- U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!
- 縦割りの練習、危なくない?
- 日本サッカー協会がイランやウズベキスタンなどの中央アジア6ヵ国との青少年サッカー交流の実施を発表
- 8年間でオスグッド患者ゼロ!! 子どもの心身のケアを徹底するT・フジタ枚方の取り組み
- 【第41回全日本少年サッカー大会 】富山県大会結果
- 「両利き」は幻想なのか? 「利き足指導」の是非を問う
- “13歳の戦術分析家”が明らかにする“ドイツの新鋭クラブ”の緻密な戦略
- キミはどんなタイプかな? 自分のプレースタイルを知るための“40の質問”
- 静岡学園中が日章学園中相手に4発!全中優勝を果たす【第56回全国中学校サッカー大会】