ジュニア年代では“何人制”でもいい。重要なのは選手たちが様々な経験をすること/ヴァンフォーレ甲府 西川陽介氏 編【短期連載】

2017年03月31日

インタビュー

サッカーへの逆算で8人制をはじめ育成を考える

――実際の試合での8人制から11人制への移行について考えを聞かせてください。

「もともとは11人制が目的です。先ほどのローカルルールの質問でも言いましたが、目的によってオーガナイズを変えたらいいのでジュニア年代では5人制、7人制、8人制、11人制といろんな経験をさせることが育成につながると思うからいろいろやらせたらいいと。ただ一つ言えるのは、ゴールサイズはその年代のGKに適したものを考えるべきです。単純に11人制への移行だけをいえば、そのタイミングはもっとサッカー界全体で話し合われてもいいのかなと思います」

――最後に世界大会でオランダが放り込む作戦をとった真意をどう理解されていますか?

「私の感覚ではオランダらしくつないできてほしかったというのがあります。でも、彼らの捉え方では“サッカーはハードフットボールだ”という戦いの部分がベースとしてあるので、20分一本で勝敗が決まる大会、また相手が体格の小さい日本だという時点で放り込む作戦をとったのは自然の流れだったのだと思います。8人制とか人数に関係なくサッカーという捉え方です。

 準決勝で戦ったスペインのセビージャもロングボールを使ってきたし、それに対応してうちの選手たちが引いてしまったらその瞬間からポゼッションを始めました。サッカーはゲームだから生き物だし、相手があってのものです。

 あの試合、私は選手たちに『引くな』と言い続け、真意としては負けてもいいから打ち合いをして戦ってほしかったですが、選手たちが失点を恐れて引いてしまいました。うちのクラブにはそんな哲学はないですが、あそこで引かずに打ち合いをすることで(育成という面で見た時)未来があったのかなと思ったから試合後に悔しくて選手に厳しい言葉を投げかけました。夏にバルセロナとも戦いましたが、セビージャは同じぐらい衝撃を受けたし歯が立ちませんでした。まずは、あれに追いつきたいと思っているところです」

nishikawa

8人制サッカー検証 特集ページはコチラから


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