分析=相手チームの分析ではない!? 『ゲーム分析』の種類とその目的を知る

2017年04月13日

サッカー練習メニュー

サッカー経験がなくとも、自身の子どもがサッカーをプレーしていれば「コーチ不足」で突然チームのコーチを任されるというお父さんも少なくないのではないでしょうか。今回は、ゲーム分析の種類とその目的を紹介していきます。「ゲーム(試合)を観る力」は、コーチにとっての必要な能力ですので、ぜひチェックしてみてください。

監修●平野淳(ファンルーツ) 再構成●ジュニサカ編集部 写真●ジュニサカ編集部

『ジュニアサッカーバイブル5 小・中学生のサッカーチームをつくろう!基礎からわかる!コーチ養成講座』より一部転載


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まずは自チームの分析からはじめよう

 分析(=スカウティング)という言葉からは相手チームの試合を見て、細部まで考察していくことを想像しがちですが、「自分のチームの分析」と「相手のチームの分析」の両方が必要です。
 
 わかりやすい例を挙げると、相手チームを分析して「スピードと高さのある選手がいる」という結果を得たとします。では、対応するのは自チームのどの選手がベストなのか? その回答がわからないと相手をいくら分析しても意味がないのです。
 
 ですから、自チームを把握することをまず考えるべきです。試合においての分析の内容や項目は、自チームでも相手チームでも、大きくは変わりません。その分析結果を、トレーニングにフィードバックするようなサイクルを作ることで、チームのレベルアップを図っていきましょう。

ゲーム分析のサイクル


ゲーム分析
自チームあるいは相手チームの試合を分析していく



プランニング
分析結果から課題を抽出して計画を立てる



トレーニング
トレーニングに分析結果をフィードバック



ゲーム(試合)
チーム全体として、選手それぞれが力を発揮しているか確認する

ゲーム分析

プランニング

トレーニング

ゲーム(試合)

…4項目の繰り返し

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