自分にピッタリの一足を探そう。意外と知らないフットサルシューズの種類と正しい選び方とは?

2017年07月28日

コラム

フットサルシューズの選び方05
【今回取材に協力していただいたスーパースポーツゼビオTOKYO-BAY店の大嶋美歩さん】

シューズには足の特徴に応じた様々な選択肢がある

 続いて、シューズ選びのポイントは、大きく分けて下記のような点を考慮するといいだろう。

1)足型・サイズ
2)素材
3)価格
4)デザイン

 日本人の足型は一般的に「甲高幅広」と言われているが、当然、一人ひとりの足の特徴は異なる。「自分は幅広の足だと思っていても、実は普通の形だったと分かる場合もあります。それにサイズの大きなものを選んでしまっているケースもあります。最適なのは、実際のサイズからプラス1センチです」。自分の足が幅広なのか、狭いのか、また正確なサイズはいくつなのかを理解した上で、シューズ選びを考える必要がある。

「自分の足のことを知らない人が意外と多いので、無料足型測定をオススメしています」。スーパースポーツゼビオにも全店舗に導入されている、短時間かつ無料で調べてくれる3Dの足型測定によって、自分の足のサイズや特徴を正確に把握できる。「人によっては、左右でサイズに誤差がある場合もありますし、外反母趾やハイアーチ、扁平足、O脚、浮き指といった傾向もあります。こうしたバランスの悪い状態はインソールでケアすることもできるので、自分の足のサイズ、特徴を知ることは、とても重要なことだと言えます」。

 特徴が分かると、自然と自分の足に合ったメーカーが見えてくることがある。「どちらかと言えば、adidas(アディダス)やNIKE(ナイキ)は幅が狭いタイプが多く、asics(アシックス)やMIZUNO(ミズノ)は日本人的な幅広のタイプを多く展開しています」。また、同じメーカー内でもシューズによって特徴が異なるものもある。普段、スパイクで馴染みのあるメーカーを選ぶというのも、シューズ選びで失敗しないポイントかもしれない。

 ただし、よりフットサルに特化したシューズを展開するメーカーも多い。Fリーグを戦うトップ選手の間でも、Desporte(デスポルチ)やATHLETA(アスレタ)、SVOLME(スボルメ)、PENALTY(ペナルティ)などの人気は高い。同様に、アシックスやミズノ、PUMA(プーマ)、hummel(ヒュンメル)なども、多くの選手が信頼を寄せているメーカーだ。「メーカーで選ぶ」と言っても、様々な選択肢があることを覚えておくといいだろう。

 余談だが、筆者も取材時に足型測定をお願いしたところ、指が地面に接地せず踏ん張れていない「浮き指」と診断された。日頃から“重心が後ろ”にあるということでもあるが、シューズやインソールを介して、本来のパフォーマンスを引き出すためにも、まずは自分の足の特徴を理解することの重要性を改めて痛感した。

フットサルシューズの選び方04
【スーパースポーツゼビオにも全店舗に導入されている無料足型測定を受けた筆者の本田氏(写真左)】

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