サッカーで起こりやすいケガの種類とは。 対処法とケガとの上手な付き合い方

2017年11月20日

コラム

自宅でもできる捻挫のチェック方

 また、試合や練習でケガをして、その場では痛くなくて家に帰って来たときなどは、指導者が発見できにくい。その場合は、保護者が子どもたちから「今日、練習でどんなことがあった?」とコミュニケーションをとり、子どもの状態を把握することも大切なことだろう。

 もし、「ぶつかってしばらく立ち上がれなかった」とか、「捻挫したけど、冷やしたから大丈夫」という返答があった場合には、しっかりとチェックをしたほうがいいと池田先生は忠告する。

「私がチェック方法として使うのは、つま先立ちができるかどうかです。練習で捻挫をして、家に帰って来た場合、少なくとも歩けることはわかっている。そのうえで、つま先立ちができるかどうかと、つま先立ちのまま歩けるかどうかをやらせる。捻挫をしているとつま先立ちでは歩けないので、病院にいらっしゃいということになる。
 
 あと、保護者の方がチェックできることは目視。それもケガをしたほうの足だけではなく、両足を比べて、腫れているかどうかをチェックすることが大切です。片方だけだとそれが正常かどうかっていうのはわからない。見比べて明らかに腫れているならば病院に連れてくるべきです」

自宅でもできる捻挫のチェック方

■その1 つま先立ちができるか否か!
練習で捻挫をして家に帰って来た場合、少なくとも歩けるということなので、まずはつま先 立ちができるかどうかを確認。それができれば、つま先立ちのまま歩けるかどうかもやらせる。 捻挫をしているとつま先立ちでは歩けないので、できない場合は病院で見てもらうとよい。

■その2 片方の足などで腫れの具合を目視!
2つ目のチェック方法は目視。ケガをしたほうの足だけではなく、両足を比べて、腫れているかどうかをチェックすることが大切。片方だけだとそれが正常かどうかっていうのはわからない。見比べて明らかに腫れているならば病院に連れていくべきである

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