「相手にとって邪魔でしかない」カンテの存在。”究極の黒子役”の原点は少年時代にあり
2018年07月12日
サッカーエンタメ最前線≪カンテのプレー集≫
フランスは守備的MFがいつの時代でも要
マリ代表にもフランス代表にも縁がなかったが、2016年にディディエ・デシャン監督によってレ・ブルーに初招集。ユーロでは開幕スタメンで起用された。フランスには同じポジションに有力選手が多すぎて、カンテといえどもレギュラーの保証はない。
ただ、フランスは守備的MFがいつの時代でも要となってきた。デシャンの現役時代がそうだったし、2006年のパトリック・ビエラとマケレレのコンビも然り。地味でハードな仕事を移民の子たちがこなしているのはフランス社会の写し絵のようでもあるが、フランスのサッカーはもはや移民系なしでは成立しない。
たとえカンテがプレーしなくても、GKウーゴ・ロリスとアントワーヌ・グリーズマン以外全員黒人というのは、もはやレ・ブルーの常態なのだ。2018が1998年以来の、移民たちのカタルシスの時になるかどうかは、彼ら自身にかかっている。
<プロフィール>
エンゴロ・カンテ(フランス代表/チェルシー)
1991年3月29日生まれ、フランスのパリ出身。母国クラブでプレー後、2015年にレスター・シティへ加入。同クラブの 歴史的なプレミアリーグ初優勝に貢献。2016年からチェルシーに移籍。同クラブでもリーグ優勝を果たし、2年連続で 年間ベストイレブンに選出される活躍を見せている。
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【著者】西部謙司
【発行】株式会社カンゼン
四六判/256ページ
2018年6月5日発売
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