「全員出場」という言葉だけが一人歩きしていませんか?
2019年02月11日
コラム
試合時間と選手の成長に必要な時間とのギャップ
――なるほど。そうすると自然とベンチの選手を起用しながら成長を促せますね。ただ地域FAのリーグだとグラウンドが確保することが難しいという問題もあります。すると、リーグ戦の日程はよりタイトになり1日で2試合行わなければならない状況になりますよね。
「1日の試合時間を『2試合あわせて30分×2』という状況を作り出していることなのかもしれません。ただここにも問題点があって、リーグ戦がすぐ終わってしまうんです。
例えば全9試合行われる10チーム総当りのリーグ戦があります。このレギュレーションだと、マッチデーが実質4日間とか5日間で終わってしまうんですよね。ホーム&アウェイも基本的にはないので。
もちろん後期にもリーグ戦があるのですが、後期はリーグが組み直されます。どのように組み直されるかご存知ですか?」
――拮抗した試合を多くするために順位で組み直されますよね?
「そうですよね。ということはマッチデーの4日間、5日間でどこ目指したいですか?」
――なるべく上に行きたいですよね。
「となると、勝ちの重みが増してくる。その勝ちを15分間で勝ち取らないといけない。現時点でワールドカップの優勝国は8カ国。8カ国の中に通年のジュニアリーグがない国はないと思います。リーグ戦がなかった頃と比べると、育成の環境はすごく良くなっています。ただ日本もワールドカップ優勝を目指すのであれば育成に適した環境を整備しなければなりません。リーグがあったら優勝できるという逆算はないけれど、ないと無理なんじゃないかな。これは結構な確度で言えます。そういった思いも込めてレコスリーグをつくりました」
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