試合の前後で具を使い分ければ、あなたも“おにぎりマスター”に!!
2019年07月09日
フィジカル/メディカル
試合後の補食、夏休みの昼食にお勧めは?
試合時の昼食、また練習前のおにぎりのキーワードは『消化』でしたが、練習後の補食としてのおにぎりは、『糖質とタンパク質』に注目してみてください。なぜなら日中太陽にさらされて失われたエネルギーを素早く補給し、筋組織を修復するタンパク質の摂取を素早くしなければならないからです。
【活動後のお勧め『おにぎり食』】
鮭、シーチキン、スパム、焼肉、そぼろ、鶏飯…etc
活動後のおにぎりとして、意外に子どもに喜ばれるのが、疲労回復効果を期待できる「クルミ+豚+味噌」のおにぎりです。ビタミンB群、タンパク質、糖質のバランスが良く、しかもとてもおいしいのです。アスリートのみなさんにも大好評なので、次回からの食育レシピでご紹介します。
よくお母さんたちからは「おにぎりの具がワンパターンになってしまう」という声も聞かれます。いつものおにぎりをグレードアップさせる食材は、パセリや大葉などの薬味です。栄養価が高く、食欲増進効果があるので、細かく刻んでシーチキンや鮭と和えて具にすると薬味嫌いな子も喜んで食べてくれると思います。大葉は刺身のツマとして使われているように、防腐作用があるので、夏にはとても重宝します。
そして、夏休みのお昼ご飯としての『おにぎり食』です。
7、8月は学校の給食がなくなり、子どものお弁当をつくる機会が増える時期です。学童用のお弁当や、家庭での置き弁当の用意は働くお母さんたちの悩みのタネの一つだと思います。子どもの体調をケアしながら、できるだけ短時間で準備を済ませたい。そういうときには、おかずとご飯が一体型の『オールインワンおにぎり』で乗り切ってみてはいかがでしょうか。
【夏休みの昼食のお勧め『おにぎり食』】
炊き込みご飯、チャーハン、オムむすび…etc
野菜や肉を炊き込んだり、炒めたご飯をおにぎりにしたり、薄焼き卵を巻いた『オムむすび』にしてあげると、彩り豊かで食欲をそそります。余裕があれば、水分たっぷりの夏野菜で作ったおかずを1品用意しておくと、栄養バランスは申し分ないものになります。
難しい場合には、市販の野菜ジュースやトマトジュースなどを用意しておいてあげると、ビタミンやミネラルを効率よく摂取することができます。高学年くらいになると子どもだけでお昼を食べる機会も増えてくると思います。普段から、必ず「水やお茶をこまめに飲むこと」を徹底するように伝えておきましょう。
最後に、おにぎりと食べ合わせる食材について触れておきましょう。
試合会場では、おにぎりのつけあわせとして唐揚げやメンチカツなどを持参してくる子をよく見かけますが、夏の揚げ物は胃腸にとても負担がかかります。消化にエネルギーが向かうことで、運動のパフォーマンスが落ちることを防ぐためにも試合の合間、活動の直前に食べるのを控えたほうがいいでしょう。もちろん普段の食卓には子どもが大好きだと思うので並べてあげてください。
他にも、プレー直前には避けたほうがいい食べものがあります。揚げ物、脂肪分の多いパン、インスタントラーメン、食欲繊維の多い海藻類、雑穀米…etc。これらの食品に共通するのは、『消化に悪い』という点です。
また、スポーツドリンクで水分補給をするのは非常に重要ですが、冷え切った糖質の多い清涼飲料水や、デザートのアイスクリームなどの冷たい菓子は、胃腸の疲れを招き、食欲の減退の原因となります。子どもの体調管理のためには『ほどほど』のさじ加減を見極めること、高学年であればそれらの食材と上手に付き合う自制心を身につけていくことも大切です。
今回の第2弾では、場面に応じたおにぎりの『作り分け』について掘り下げてみました。夏休みを控え、お母さんたちも一気に忙しくなる7月、手軽なおにぎりを上手に活用しながら、親子で元気に夏を乗り切ることができるといいですね。次回の第3弾では、おにぎりレシピを紹介します。
<プロフィール>
川上えり(かわかみ・えり)
管理栄養士。FCジュニオール(大分県中津市)の栄養アドバイザー。海外で活躍するプロサッカー選手の食事などをサポートし、チームの遠征・合宿にも帯同。アスリート向けのレシピ制作、子育てママ向けのコラム執筆など幅広く活動している。
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