3月8日を女子サッカーデーに! 女子チームの創設をアディダスが支援

2020年03月03日

ジュニアサッカーニュース
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女子サッカーデー

取材・文・写真●片山実紀


 2月25日(火)、日本サッカー協会(JFA)は、国際連合が国際女性デーと定める、3月8日(日)を2020年より“JFA女子サッカーデー”とし、女子サッカーの普及・発展に関わる取り組みを行っていくと発表した。

 2014年にアジアサッカー連盟(AFC)の女子委員会が3月8日(日)を女子サッカーデーと定めており、アジア全体で女子サッカーの発展に取り組むよう加盟協会に呼びかけがあったことへ対応する形で実施を決定したという。

 JFA女子委員会、委員長の今井純子氏は「女子サッカーのことを関係者だけでなく、日本全国の多くの人に認識してもらうきっかけとなる環境を作るために、この日を女子サッカーデーにしたい」と、取り組みに対する思いを語った。

 JFAを筆頭に47都道府県のサッカー協会、その他の連盟に呼びかけ、全国で様々な行事を開催していく予定だ。また、ヨーロッパで国際女性デーにミモザの花を送る習慣があることから、タイトルロゴのデザインやなでしこジャパンのスーツに着けるハンカーチーフのデザインに使用されている。

 さらに、一年目の今年、アディダスジャパンと協力し、女子中学生のサッカー環境を改善するためのプロジェクトを行っていく。日本の女子サッカー人口で最も低くなっている中学生年代の受け皿を増やすため、“HER TEAM”と題し、女子中学生を対象としたサッカーチームの創設をサポートする計画だ。

 今井氏は「全国の方々の協力で、少しずつ競技人口が改善されてきている。でも、最終的に中学生年代は絶対に低くてはいけない。一番高い山になっていなければならないところ。その意識を持って取り組んでいきたい」と話す。

 2018年のデータによると、中学生年代に特化した女子チームは全国に201チームのみ。7000以上ある男子チームと比較すると約3%という数値が出ている。さらに女子中学生プレイヤーで、201チーム内に所属しているのは、全体の34%。66%の選手はそれ以外の環境でサッカーをしている。多くの選手が男子チームに活動していたり、一般(社会人や年齢制限のない年代)の女子チームでプレーしている状況だ。

 こうした現状を改善するため、今回のプロジェクトでは、指導者を募り、チーム創設のために、メンバー募集の告知ツール、ユニフォームの提供、チームの交流の場としてサッカークリニックの開催といったサポートを合計10チームに行う。

 女子中学生プレイヤーのための改革が具体的に動き出している一方、10チームという少なさで状況の改善につながるのかという疑問がある。

 そもそも男子と女子でサッカーの続けやすさには、部活動があるかないかということもあるだろう。男子は多くの中学校にサッカー部があるのに対し、女子は部活動のある中学校が極めて少ない。そのため、自宅から時間をかけてクラブチームに通わなければならず、勉強との両立を考え、中学生でサッカーを続けることを断念するしかない選手もいる。新たなチームがどのような場に作られるのかはまだわからないが、学校の部活動を増やす、もしくは通いやすい距離にクラブをつくるということも考えていくべきだろう。

 今回のプロジェクトをきっかけに、女子選手がサッカーをしやすい、続けやすい環境を整えていってもらいたい。また、3月8日(日)が女子サッカーデーとして多くの人に浸透するよう取り組んでいってほしい。

<関連リンク>
JFA 女子サッカーデー2020


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