Jリーガーのジュニア時代は? 「こどもの日」に写真で振り返るプロまでの道のり
2022年05月05日
読んで学ぶ/観て学ぶ5月5日はこどもの日。Jリーグでプレーする選手たちにも、ジュニア時代はありました。今回は、Jリーガーのジュニア時代を写真で振り返ります。
(写真●ジュニサカ編集部)
(写真●Getty Images)
●沖悠哉(鹿島アントラーズ)
身長/体重:184cm/82kg
生年月日:1999年8月22日(22歳)
経歴:鹿島アントラーズジュニア→鹿島アントラーズジュニアユース→鹿島アントラーズユース
ジュニア時代から鹿島アントラーズ一筋でプレーする沖悠哉は、バーモントカップ第21回全日本フットサル大会に出場していました。鹿島ジュニアはグループリーグ3戦全勝で決勝トーナメントに進み、ラウンド16、準々決勝にも勝利したが、準決勝でPK戦の末に敗退。当時12歳だった沖はこのようなコメントを残しています。
「準決勝で3-3の同点に追いつかれ、PK戦になり10-11で負けてしまいました。そこで僕が1本でも相手より先に止めていれば、流れが良い方になったかもしれまん。僕の心の甘さがこういう結果になってしまったと思います。この悔しさを忘れずに、普段の練習から真剣に取り組み、チームがつらい時、苦しい時こそ力を発揮出来る選手になりたいと思います」(鹿島アントラーズHPより引用)
悔しさをバネにした沖はその言葉通り、トップチームのゴールマウスを守る頼もしい存在に成長している。同大会は沖のターニングポイントだったのかもしれない。
(写真●佐藤博之)
(写真●Getty Images)
●郷家友太(ヴィッセル神戸)
身長/体重:183cm/74kg
生年月日:1999年6月10日(22歳)
経歴:鶴ヶ谷SSS→ベガルタ仙台ジュニア→ベガルタ仙台Jrユース→青森山田中→青森山田高
現在はヴィッセル神戸でプレーする郷家友太は宮城県出身で、ベガルタ仙台の育成組織でプレーしている。小学校6年生になる直前の3月には東日本大震災に襲われたが、その5か月後に行われた全日本少年サッカー大会には、ベガルタ仙台ジュニアのキャプテンとして出場している。郷家の活躍もあり、チームは見事、決勝トーナメント進出を果たし、悲願のベスト8進出を決めた。
郷家はその後、同ジュニアユースを経て青森山田中・高でプレー。同高校では全国高校サッカー選手権優勝を果たしている。卒業後はヴィッセル神戸に加入し、中盤や攻撃的なポジションをポリバレントにこなせる選手に成長している。
(写真●佐藤博之)
(写真●Getty Images)
●池田昌生(湘南ベルマーレ)
身長/体重:177cm/71kg
生年月日:1999年7月8日(22歳)
経歴:中泉尾JSC→セレッソ大阪U-12→セレッソ大阪U-15→東山高→福島ユナイテッド
優れたキックを武器に湘南ベルマーレで活躍する池田昌生は、ジュニア時代にセレッソ大阪の育成組織でプレーしていた。1学年下の喜田陽、瀬古歩夢、鈴木冬一らとともに第35回全日本少年サッカー大会に出場。チームは2次ラウンド敗退で決勝トーナメントに進めなかったが、池田は1次ラウンドでゴールを決めている。
池田はその後、セレッソ大阪U-15から東山高校に進み、2018年に福島ユナイテッドに加入した。2021年には湘南に移籍し、J1リーグを舞台に活躍している。
(写真●ジュニサカ編集部)
(写真●Getty Images)
●福岡慎平
身長/体重:170cm/67kg
生年月日:2000年6月27日(21歳)
経歴:アスペガス生駒FC→京都サンガU-15→京都サンガU-18
京都サンガで今季から背番号10をつける福岡慎平は、同クラブのアカデミー出身。しかし、出身は奈良県で、ジュニア時代はアスペガス生駒でプレーしている。小学6年生のときにはバーモントカップ第22回全日本少年フットサル大会にも出場している。
その後は京都サンガU-15に加入し、トップチームへの階段を上った。高校3年時にJ2リーグデビューを果たし、昨季は京都をJ1昇格に導いた。初めてJ1の舞台で戦う今季も、中盤の一角で輝きを放っている。
<関連リンク>
・「令和元年」に飛躍するのは誰だ!? “平成最後の高卒ルーキー”のプロまでの道のり、ジュニア時代の写真とともに振り返る!
・2018年Jリーグ高卒ルーキーたちが歩んできた「プロまでの系譜」。ジュニア時代の写真とともに見る
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
「ナショナルトレセンU-13東北」参加メンバー発表!2023.06.11
-
「INCLUSIVE HUB SHONAN」が設立!湘南ベルマーレと共に地元地域と連携して共生社会実現を目指す2023.06.11
-
「U-16日本女子代表候補トレーニングキャンプ」参加メンバー発表!2023.06.09
-
「AFC U17アジアカップ タイ2023」に臨むU-17日本代表メンバー発表!2023.06.04
セレクション
-
【ユース セレクション】ザスパクサツ群馬(群馬県)2020.09.23
-
【ジュニアユース 体験練習会】SC大阪エルマーノ(大阪府)2020.09.23
-
【ジュニアユース セレクション】府ロクジュニアユース(東京都)2020.09.23
-
【ジュニアユース(女子)セレクション】ザスパクサツ群馬レディース(群馬県)2020.09.18
コラム
-
ミスを避けるための反復練習ではなく、失敗するためのトレーニング。牡蠣を真珠にする指導理論とは2023.06.10
-
「クロス対応では他のGKより特徴を出せる」浦和レッズGK鈴木彩艶はU-22日本代表で成長した姿を2023.06.09
-
「困難こそが最高の学校」才能を練磨する逆境とトレーニングの目標設定2023.06.08
-
無意識に次のプレーを予測する。解決すべき偶発的局面を繰り返し経験するためのトレーニングとは2023.06.05
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 大阪大会】大会結果・フォトギャラリー2023.03.15
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 愛知大会】大会結果・フォトギャラリー2023.03.08
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2023.02.22
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 東京大会】決勝レポート2023.02.22
お知らせ
ADVERTORIAL
![]() | ジュニアサッカー大会『2023'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 「2023ナショナルトレセンU-13 関東」参加メンバー発表!
- 「AFC U17アジアカップ タイ2023」に臨むU-17日本代表メンバー発表!
- 「U-16日本女子代表候補トレーニングキャンプ」参加メンバー発表!
- バルサだけじゃない!!『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2017』で輝いた7人の日本人選手たち/ジュニサカMIP
- 「2022ナショナルトレセンU-13 後期(中日本)」参加メンバー発表!
- 身長は「遺伝」なのか?子どもの背を伸ばす「2つ」の要素
- オーバーワークになっていませんか? 大人が知るべきジュニア期の「疲労回復法」
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- 「2023ナショナルトレセンU-14 前期(西日本)」参加メンバー発表!
- “サッカーお弁当”は炭水化物を中心に!運動のエネルギー源になるレシピとは?