ナイスプレーのために親からはじめよう!睡眠改善のススメ【後編】

2014年01月26日

コラム

前編に続き、どうすればいい睡眠がとれるか。睡眠改善のヒントを“子どもの早起きをすすめる会”発起人で、東京ベイ・浦安市川医療センター長を勤める神山潤先生に話を聞いています。

文●石井紘人

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.21夏号』P133-136より転載

(前編はこちらから)


寝ないと太る!? いい睡眠で健康管理

――先生がここまで言っても、なかなか睡眠は大事にされないですよね。どうすれば、睡眠を大切にするようになるのでしょうか?

 寝ないと太ると言ってみたらいかがでしょうか。ある企業が40歳の方々の5年間のBMIの調査をしました。要は5年間の食事を管理すれば、5年後にBMIが劇的に変わるという数字を出したかったのです。しかし、そんなに差が出なかった。差が出たのは食事の管理ではなく睡眠時間のほうで、睡眠をしっかりとっていた方々のBMIが下がったわけです

――なるほど。では、いい睡眠をとるために何ができるでしょうか?

 教科書的には睡眠の前に熱いお風呂に入るとよくないとかあります。ただ、寝る前に熱い風呂に入らないと寝られない方もいます。それは人それぞれの“慣れ”です。私の知人で高齢の方がいるのですが、仕事の関係上、長年に渡り夕方に起きて、朝まで働くという夜行性の生活をしていました。それでも未だに元気ですよ。それは彼の体の“慣れ”がそうさせているわけですよね。その“慣れ”ということならば、寝る前の段取り“入眠儀式”を決めると眠りやすいかもしれません。たとえば、お風呂に入って、歯を磨いて、本を何ページか読んで、その後に寝るということをルーティン化する。体に合っている“慣れ”を見つけて大事にするといいでしょう。

睡眠コラム001

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