世界の一流ストライカーから学ぶ最高のチームプレー。チームためにできるプレーとは?

2015年03月04日

サッカーエンタメ最前線

フォワードがゴールを決めなければチームは負けるのか

2015年のアジアカップ準々決勝、日本代表は格下と見られていたUAE代表を完全に押し込みながらも、なかなかゴールを奪うことができずPK戦の末敗れました。その敗戦の受け日本国内ではメディアを中心に『決定力不足』という言葉が取り沙汰されました。確かにボールを支配して多くのチャンスを作っていましたが、果たして日本は本当に『決定力不足』によって敗れたのでしょうか。ボールを支配していてゴールが決まらなければ、単純に「フォワードのシュートが下手」で片付けられる問題なのでしょうか。もっとチームとしてフォワードを生かすことが出来ればゴールは増えるのではないでしょうか。そこで今回は世界の一流選手の動画を元に『ストライカーのチームプレー』を考えて行きます。

(構成●編集部 写真●Getty Images)

チームプレーを楽しむフォワード

カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー) リーグ戦13ゴール(25節終了時点)
Elche FC v Real Madrid CF - La Liga

フランス代表でレアル・マドリーに所属するベンゼマは足元の技術、動き出し、ゴール前の落ち着きなど、フォワードに必要な能力を高いクオリティで多く備えている世界でも最高のストライカーの一人です。さらに視野も広くパスも上手いためプレーの選択肢が豊富。ゴールを奪う以外にも様々な形でチームに貢献できます。

そんなベンゼマの最も優れている部分は、柔軟な対応力です。1トップのポジションを任されることが多いベンゼマですが、トップの位置に張ることなく試合の流れに応じて的確なプレーをすることができます。例えば、相手のボランチのあたりが薄くなっていると感じれば中盤に落ちてきてボールを引き出したり、サイドに流れて起点になったりします。その動きによって相手の組織を崩しています。

≪ベンゼマのうまさがわかるプレー集≫

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