戦力充実のFC東京U-18、圧巻の試合運びで東京都クラブユース選手権を制す
2016年02月12日
ジュニアサッカーニュース11日(木・祝)、第17回東京都クラブユースサッカーU-17選手権の決勝が味の素フィールド西が丘にて行われFC東京U-18(以下、FC東京)と三菱養和SCユース(以下、三菱養和)が対戦した。
試合は終始FC東京ペースだった。5分、ペナルティエリア外中央付近でボールを受けたMF生地慶充選手が振り向きざまにミドルシュート。このシュートが見事にゴール右隅に突き刺さり先制に成功すると、追加点はその7分後。ここ3試合、2トップの布陣を敷くFC東京のなかで、得点こそなかったもののチャンスメイクなどで大いに存在感を放ってきたFW半谷陽介選手が左サイドを突破し、ゴール前にパスを入れる。最後はここまで3試合連続ゴールと絶好調の松岡瑠夢選手がこの日もしっかりとゴールに収めた。いきなり2点のビハインドを背負うこととなり、反撃に出ようとする三菱養和に対して、FC東京は佐藤一樹監督が自らのチームの「生命線」だと語る“ハードワーク”を遂行。前線からプレスをかければMF鈴木喜丈選手、MF伊藤純也選手のボランチコンビが中盤を制圧し、三菱養和にほとんど隙を与えず前半を終えた。
ここまでの3試合、交代枠をフルで使いきっているFC東京はこの日も多くの選手を入れ替えながら後半も戦う。72分、途中出場していたFW鈴木郁也選手が優勝を決定づける3点目を奪うと、その後も途中から出場したMF小林幹選手やMF品田愛斗選手らが存在感を発揮。結局、決勝でも9人の交代枠を使いきったFC東京が盤石の試合運びを見せ3-0で勝利、無失点のまま東京を制した。
3点目のゴールを奪ったFWの鈴木選手は「裏への抜け出しや身体の強さだったり、自分の良さを誰にも負けないものにしていけばスタメンでの出場もみえてくると思う」と競争が激しいFW陣のポジション争いについて語りながらも「でも今はチームに貢献できていることが満足です」と途中出場ながら今大会4試合4ゴールと好調をアピールした自身のパフォーマンスに満足感を示した。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- クラブとともに戦い、走り続ける背番号13――。FC岐阜の永久欠番
- 静岡学園中が日章学園中相手に4発!全中優勝を果たす【第56回全国中学校サッカー大会】
- 静岡学園が神村学園との激闘を制す!日章学園は駒場東邦に快勝し決勝の舞台へ【第56回全国中学校サッカー大会】
- FC大泉学園が3連勝スタート!FCバルセロナ、千葉県トレセンなども2連勝で好発進【U-12 JSWC2025】
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧【第56回全国中学校サッカー大会】
- U-15日本代表メンバー発表!Jリーグクラブ育成組織所属選手を中心にチームは構成【The Gary Speed Tournament】
- 全勝通過は東京ヴェルディ、柏レイソル、バディーSC の3チーム!大混戦の予選リーグを勝ち抜いたのは?【U-12 JSWC2025】
- FCバルセロナがFC大泉学園に3発快勝。バーモントカップ王者malva fcは接戦を制し決勝進出【U-12 JSWC2025】
- 駒場東邦と日章学園が1点差の試合を制し準決勝進出!静岡学園、神村学園も快勝【第56回全国中学校サッカー大会】
- 神村学園が青森山田を撃破!近大和歌山、岡山学芸館清秀などが準々決勝進出【第56回全国中学校サッカー大会】