ドイツで活躍するプロ指導者が明かす!!ドイツサッカー育成年代の改革と、最先端の指導法から浮かび上がる、日本サッカー界の課題」イベント開催

2017年01月10日

ジュニアサッカーニュース

『世界王者ドイツの育成メソッドに学ぶ サッカー年代別トレーニングの教科書』(カンゼン)の著者・中野吉之伴氏によるトークイベントが1月27日(金)に開催される。近年、ドイツは優秀な選手を輩出し、近年のワールドカップで成功を収めており、その背景には、育成年代の抜本的な改革があった。ドイツの成功事例から、日本のサッカー界の課題、指導法の問題点などが浮かび上がってくる。2001年からドイツで指導者として活躍する中野吉之伴氏にこれらのドイツの取り組みを紹介してもらいながら、日本サッカー界が進むべき道を考える。

RIO DE JANEIRO, BRAZIL - JULY 13: Bastian Schweinsteiger of Germany holds the trophy and celebrate the victory with his teammates during the trophy presentation after the 2014 FIFA World Cup Brazil Final match between Germany and Argentina at Estadio Maracana on July 13, 2014 in Rio de Janeiro, Brazil. (Photo by Jean Catuffe/Getty Images)
(写真●Getty Images)

【登壇者】
中野吉之伴さん 
聞き手:木之下潤さん(ライター)

【日時】
1月27日(金)
19:00スタート(約1時間)

【場所】
MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 喫茶スペース

【入場料】
1,000円(1ドリンク付き)

■ご予約お問い合わせ
TEL:03-5456-2111
※本日より、電話もしくは店頭にて受付中


■対象書籍

ドイツ年代別メソッド
【商品名】
世界王者ドイツの育成メソッドに学ぶ
サッカー年代別トレーニングの教科書

【発行】
株式会社カンゼン


【著者】
中野吉之伴(ドイツサッカー連盟公認A級ライセンス保持者)
1977年7月27日生まれ秋田県出身。武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業後、育成年代指導のノウハウを学ぶためにドイツへ。現地で2009年7月にドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを取得(UEFA-Aレベル)。SCフライブルクU-15チームでの研修を経て、元ブンデスリーガクラブのフライブルガーFCでU-16監督、翌年にはU-16/U-18総監督を務める。2013-14シーズンは、ドイツU-19の3部リーグ所属FCアウゲンでヘッドコーチ、16-17シーズンから同チームのU-15で指揮をとる。

【書籍あらすじ】
長く世界トップの実力を誇ったドイツは、2000年の欧州選手権に惨敗。ただ数年前から低迷を続けており、その兆候はあったが、ずっと見て見ぬ振りをしていた。そこで、ドイツサッカー協会は低迷の理由を徹底的に分析し、育成年代の強化と改革に乗り出した。近隣国に勉強へ行き、育成プロジェクトを立ち上げた。以降、そのコンセプトを国全体が共有し、新たに年代別のトレーニングの指針を示した。さらにブンデスリーガの各チームに育成機関を義務化し、エリートシューレ(育成システム)を設置、シュツットプンクトの整備、グラスルーツからの指導者育成など……こうした成果が15年の歳月を経て、2014年のワールドカップ優勝につながった。こうしたドイツの成功事例は、日本の育成年代の指導者たちに参考になるはずだ。


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