チーム動画紹介第37回「A.C.ミラネーゼ」

2007年12月03日

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創設1年目、元Jリーガー阿部良則さんが指導するサッカークラブ

 今回は、神奈川県藤沢市を本拠地とするA.C.ミラネーゼにお邪魔しました。現在、A.C.ミラネーゼのヘッドコーチであり、Jリーグの前身である「読売クラブ」時代から10年間プロ選手として活躍した、阿部良則さんにお話をお聞きしました。

(写真中央が阿部さん)

「A.C.ミラネーゼ」ってどんなチーム?

 A.C.ミラネーゼは、チームの専用グランドを神奈川県藤沢市に持っており、そこで、通常練習を行っています。学年は現在3,4,5年生の40名が在籍しており、コーチ人数3人です。
チームテーマは、個人個人がしっかりとした技術を身に着け、どんなスタイルのチームにも通用するようなチームを目指してチーム作りをしています。また、学年の垣根がなく、どんな選手にでも試合出場のチャンスがあり、いつもを上を目指してチャレンジすることを教えています。
 チームは創設1年目で、6年生がまだおりません。ですが、5年生中心で、来年度1/6~2/11にかけて行われる「日産CUP争奪第34回神奈川県少年サッカー選手権大会」中央大会進出を目指して練習をしています。練習時のテーマは、とにかくリフティング・ドリブル中心に行い、試合時に選手たちが練習した技術を最大限出せるように心がけながら、コーチングを行っています。

悩み事はありますか?
 チームと地域に関する悩みごととしては、まだ地元・藤沢での認知度が低いために、招待杯などの誘いがあまり無く、試合不足といったことが悩みです。また付け加えると、練習試合などは土、日曜日行うのですが、その際の練習試合用グランドの確保などの調整も難しいといった現状があります。今後その2つの要因を解消させて、試合数を増やしていければ、子供たちのサッカー技術の上達に大きなプラス材料になるとでしょう。
 練習時の悩みでは、練習や試合時において、子供たちが理解できるような伝え方や集中力の向上のさせ方が難しいですね。創設1年目ですから、こういった点も2年目、3年目…と徐々に改善していけるように、コーチングは常に工夫していくつもりです。

チームで何を大切にしていますか?
 コーチ・選手間の信頼を築くことが大切です。練習では、子供たちに常に声を掛けてあげたり、練習以外でも子供たちと気軽にコミュニケーションをすることによってつながりを深めています。また、教える上での大切な事としては、全てにおいてお手本になるような言動や行動をする事を心がけています。コミュニケーション同様に私と一緒にいることで、サッカーやそれ以外でも、何かを学でくれればと考えています。

ジュニアサッカーの今後について聞かせてください。
 コーチングに関して言えば、古いしきたりなどにとらわれず、良いと思われる選手に対してチャンスを与えてあげ、新しい考えを持った指導をしていければと思います。
 地域のクラブによって、形態や組織は様々だと思いますが、クラブチーム・少年団関係なく、ジュニアサッカーのカテゴリーに含まれる全てのチームが互いに交流しあえる環境作りを、私たちのチームを含めて、今後、何かを考えていきたいです。

ジュニアという年代で大切なことは何でしょうか?
 サッカーを楽しみ、自分の夢を持って、それに懸命に打ち込むことが大切なのではないしょうか。

編集部コメント

 阿部コーチは、子供たちのよいプレーの一つ一つに、瞬時に「今のよかった!」といった声掛けを行い、子供たちもそれに答えるように、1対1では自分たちの考えるフェイントやシュートのアイディアを存分に出していました。
 その練習中、A.C.ミラネーゼの子供たちが、フェイントを1度止められたくらいでは動じず、すぐに体勢を立て直し、またフェイントに挑んでいくのがとても印象的でした。常に新しいプレーに挑戦し、失敗しても何度でも挑戦する姿は、まさにチームコンセプトと同じようにいつもを上を目指してチャレンジすることを持っていること証明していました。創設1年目で、今後どんなチームになっていくのか楽しみなA.C.ミラネーゼの皆さんでした。

(ジュニサカ編集部)

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