成長著しいタイサッカー ジュニア年代から見るその指導法とは!?【前編】

2013年11月09日

コラム

基礎を大事にする意識は日本と変わらない

このように、タイのU-12世代では日本のU-12世代と同じく、日々、反復した基礎の指導がなされているようだ。

さらに今回は、タイ在住でタイの子どもたちにサッカーの指導をしている日本人コーチの相原ユタカさんにも、タイの育成現場の状況を伺った。

「以前、タイのU-12代表の練習を少し見させてもらったことがあるのですが、ボールを『止める』『蹴る』といった基礎練習は、日々の反復練習としてしっかり行われていました。基礎を大事にしようとする意識は日本と変わらないと思いますね。U-12代表レベルではなく、一般の町クラブレベルでも、ボールを『止める』『蹴る』という技術を大事にしようとしているのは確かです。以前、僕のスクールを見学していたタイ人のコーチに『ベーシックな練習を教えてもらえませんか』とアドバイスを求められたこともありました」

さらに相原さんは続ける。

「タイの子どもたちは足元の技術はあるんですよ。そのうえで、ここ数年は子どもたちを取り巻く育成の環境そのものが大きく変わってきているんです」

(後編へ続く。次回は11月10日更新予定)

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