お子さんのケアにいいことづくし 今日から親子でタラソテラピー入浴

2014年07月05日

コラム

入浴のために知っておきたい3つの条件

●条件1…「時間」
 ミネラルの吸収が始まるのは15分から。10分だと惜しい! 必ず15分20分は浸かって汗が出るのをじっくり待ちましょう。お子さんが長く入れないときは、好きな曲を聴かせてあげる、お話タイムをお風呂でやるなど、工夫をしてみましょう。慣れてしまえば汗をかくことが気持ちよくなります。

●条件2…「温度」
 低温(38冬場は40度)で汗が出るようになるのが理想的です。しかし、そもそも入浴して体が温まらなければ意味がありません。慣れていない方や冬場は、最初の3分から5分は、十分に温まる温度で肩まで入り、体が温まったところで、お湯の量を胸より下まで抜いて入浴を続ける工夫するなどして、リラックスして、じんわりと汗をかくように心がけてください。

 ミネラルはリラックスした状態であれば皮膚にどんどん入ってきます。ただし、15分20分の高温での入浴は逆効果なので、気を付けてください。

●条件3…「ミネラル純度」
 タラソテラピー入浴法で欠かせないものは「ミネラル」です。入浴用の塩をお湯に溶かす際は、記載されている量を守りましょう。食用の塩は塩化ナトリウムが強すぎて肌には刺激になってしまうので、ミネラルバランスのとれたバス用ソルトが理想的です。

 いかがでしたか? タラソテラピー入浴では、この条件を知って入るかどうかで効果が全く違います。やり方さえ守れば自然と体が変わってくるので、できれば毎日続けたいところ。お子さんと一緒に続ければ、お母さんは美容効果も期待できるので、まさにいいことづくし。体の中もきれいで、いつまでも健康でいたいものですね。

<入浴後の“第二の発汗”>
 タラソテラピーではお風呂あがりの汗を「第二の発汗」といって、とても重要視しています。この汗をしっかりかくことで最後の最後まで老廃物が排出されるのです。最後は洗い流さずに出て、入浴後は寝そべってゴロゴロしましょう。リラックスしているときにもう一度ゆっくりミネラルが入ります。お母さんは家のことを全部済ませてから半身浴をしてくださいね。

 


プロフィール
門間 洋子
(もんま・ようこ)

 有限会社フィールフィール代表取締役。エステティシャン、自然療法研究家、腸内環境研究家。自らの体質改善をもとに、16年に渡って悩みを持つ多くの人々にタラソテラピーを提案。サロンの顧客は800名を超える。


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