【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U12の部 決勝レポート
2015年04月06日
COPA PUMA TOREROS 2015 PrimaveraU12の部は横浜F・マリノスプライマリーが優勝、PK戦の末にドルトムントを下す
[文●平野貴也 写真●佐藤博之]
海外チームを招いてアミノバイタルフィールドで開催された小学生の招待大会「COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera U12の部」は3日に決勝戦を行い、横浜F・マリノスプライマリーがPK戦の末にボルシア・ドルトムント(ドイツ)を下して優勝を飾った。
15分ハーフの試合では後半に1点を取り合って同点。PK戦では先にドルトムントがマッチポイントを迎えたが、横浜FMが逆転した。横浜FMの主将を務め、大会MVPに選出された山根陸君は「僕はPKを外してしまったので、MVPはないと思っていた。仲間のおかげで勝てたので、感謝したい。ドルトムントが(3月末に)来日してから練習試合を含めて1勝1敗だったので、白黒をつけたいと思っていた。みんなが気合いを入れて勝つことができて良かった」と喜びを語った。
試合は、横浜FMのペースで進んだが、先制したのはドルトムントだった。後半、中盤の底でプレーしていたレビン・ミュラー君がボールを奪い、こぼれ球を長身のデニス・ルトケ・フーリエ君がドリブルで持ち込んで相手と交錯しながらもシュートを決めた。
この得点によってドルトムントは勢いを得たが、横浜FMは前がかりになった相手の背後を突いた。左サイドか長い縦パスを入れると「自分のミスから失点したので、自分で取り返したいと思っていた」という横溝広太君が抜け出してスライディングシュート。終盤で同点に追いついた。
PK戦は3人で決着を付ける方式で行われたが、4人目にもつれ込み、最後はドルトムントの選手のシュートがクロスバーを越えて決着がついた。横浜FMの永山邦夫監督は「選手がよく頑張った。(同点弾は)ワンチャンスだったが、よく体を投げ出して決めてくれた。この春休みは大会が続いていた(ので疲労もある)けど、ただ試合をこなすだけというふうにはしてもらいたくなかった。しっかりと課題を持って臨んでくれて、良い大会になった」と勝ち切った教え子たちを称えた。
なお、3位決定戦ではヴァンフォーレ甲府U-12が、チーバス・グアダラハラ(メキシコ)に2-0で勝利した。大会には、ドルトムントやチーバスを含めて5つの海外チームが参加。試合の合間に子ども同士が親交を深めるなど、ピッチの内外を問わずに刺激のある交流戦となった。
<関連リンク>
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・『【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U12の部 順位決定トーナメント結果』
・『【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U12の部 1次リーグ・2次リーグ結果』
・『【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U12の部 大会フォトギャラリー』
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