類似するふたつのボールゲーム。フットボールとハンドボールの間にいるバルセロナの存在

2015年06月12日

コラム

バルセロナの“ティキタカ”とハンドボールのパスワークはテンポが似ている

──ゴールに迫るリズムというと具体的にはどういったことでしょうか?

 サッカーを見ていて「今の攻撃はきれいだったなぁ」とか「上手く崩したなぁ」と感じるプレーがありますよね? 実はそう言われるときの攻撃のテンポがハンドボールとサッカーは非常に似ているんです。

 動画サイトなどでハンドボールのパスワークとバルセロナのティキタカを交互に見てみてください。テンポが非常に似ていることに気がつくと思います。

 動画を探す場合にハンドボール側では、男子のフランス代表やクロアチア代表、クラブチームではバルセロナあたりがオススメです。突っかけて横、突っかけて横というリズムとかボールタッチの時間などがよく似ています。

 かつて僕がフットサルの講義を受けたときに、フットサルでは一人の選手がボールを離してからまたパスを受けるまでが30秒に一回のペースでゲームが進んでいると聞いたのですが、ハンドボールでは10秒に一回というペースでパス交換が行われています。

 僕が思うに攻撃のスイッチが入った時のバルセロナもハンドボールと同じくらいのペースでパス交換が行われているのではないかと感じています。

 だからバルセロナのようなサッカーを目標にしたいのであれば、パスを出してからまた受けるまでの時間を短くしていけばおのずとバルセロナのサッカーに近くなると思うんですけどね。

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