前フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴから学ぶ! フットサルをサッカーに生かす指導法とは
2016年08月15日
コラムサッカーとフットサルを両立する意味
それはディフェンダーにも同じことが言えます。「僕の仕事は守備だ」と攻撃に積極的にからもうとしません。結果、攻守を分離した考えを持つようになり、攻撃の選手は攻める術を、守備の選手は守る術だけを身につけることになるため、将来の選択肢をせばめることになってしまいます。
大人のサッカーであれば、自分の役割をわかっているからそれでも構いません。しかし、12歳までの選手だと攻守をわけてしまっているからサッカーの本質を理解せずに歳を重ねることになり、年齢が上がれば身についたものに上乗せしていくことはだんだんと難しくなってしまいます。
しかし、フットサルには、ジュニア世代に学ぶべき要素がすべて詰まっています。もちろん、11~12歳になると身体の成長期を迎えるからフットサルだけのトレーニングでは学べないものも出てくるので、サッカーのピッチサイズでトレーニングをすることが必要です。ただ、9~10歳まではフットサルのサイズで練習をすべきです。
バルセロナのネイマールやレアル・マドリードのマルセロも9~10歳まではフットサルをやっていました。彼らもジュニア世代で学んだフットサルという存在の重要性をいろんなところで発信しています。ネイマールが在籍していたブラジルのサントスはフットサルチームを保有していたので、彼は15歳まで週3~4回の練習のうち、1回はフットサルの練習をしていたそうです。サッカー進路という点においてもフットサルをやっていれば、サッカーと両方の選択肢に持つことができるわけです。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】2025.09.08
-
U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!2025.09.08
-
フットサル日本代表メンバー発表!【AFCフットサルアジアカップインドネシア2026予選】2025.09.05
-
U-22日本代表メンバー発表!【AFC U23アジアカップ サウジアラビア 2026予選】2025.09.03
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】
- U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!
- 「お前なんか絶対に一流になられへん」。”努力家”本田圭佑の原点【前編】
- 正しいフォームで足が速くなる!! 運動会前に知っておきたい走る練習法
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 柴崎岳はなぜ一流になれたのか? 青森山田高・黒田監督「彼はバスの移動中の時間も無駄にしない」
- 町クラブから選抜された選手たちがスペインで武者修行!バレンシアやビジャレアルなどと対戦
- FCポルタ、デサフィオC.F、武生FCブルーキッズらがラウンド16進出!【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- クラブとともに戦い、走り続ける背番号13――。FC岐阜の永久欠番
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉