プロ選手を輩出し続ける市立船橋。指揮官が語る「選手の主体性を高める」組織マネジメントとは

2016年09月07日

サッカーエンタメ最前線

当たり前のことを当たり前に続けられる強さ

「どうしたらチームがもっとよくなるか目標設定させてほしい、という選手の意見に賛同し、すぐに実行しました。リーダーは皆、スタッフと同じ目線に立って話ができる大人であれ、と伝えています。そう求める以上、選手からいい進言があれば意見を尊重し、積極的に取り入れるのは当然です」

 部活動中以外でも、選手の立ち居振る舞いに求めることは多い。強豪・市船という、“見られるチーム”ゆえの厳しさがある。

「言葉遣いや態度は、細かいところまで厳しく言います。社会人として通用するレベルまでを求めるのが市船。公共交通機関では席を譲る、荷物は端に置いて邪魔にならないようにする、自分の態度を相手はどう思うか、常に客観的な視点を持って振る舞うことを要求します。

 SNSでの発信も制限しますし、高校生にとっては規律が多いでしょう。しかし、振る舞いを徹底することで、まわりから愛され、応援されるチームとなる。選手たち自身でサッカーに打ち込める環境を作ることになります」

 校内でも、周りの友達や先生から応援してもらえるよう、学業優先を貫く市船サッカー部。

「当たり前のことを当たり前にやる。そして、それを継続する力が、サッカーの粘り強さにつながっていくのだと思います」

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