全少で日本一を経験した高校生。目指すは埋め尽くされたスタンドの「歓喜の笛」
2016年09月12日
サッカーエンタメ最前線法政二高主将・高木友也選手はかつて小学生日本一を経験した選手である。再び埋め尽くされた満員のスタンドを目指す姿を追いかけた。
文・写真●山本浩之 写真●ジュニサカ編集部

今の自分にとって小学生時代の経験は大きなものがある
9月11日(日)から神奈川県でも「第95回全国高校サッカー選手権大会」の二次予選会が始まった。川崎市の法政二高グラウンドでは、法政二高対県立百合丘の試合が行われ、3対1で法政二高が勝利した。
「優勝が決まった、あのホイッスルが鳴った瞬間は最高でした。今でも忘れられない!」
法政二高でゲームキャプテンを務めるディフェンダーの高木友也選手は思い出すように語ってくれた。
その笛の音とは、今から6年前の2010年8月。真夏の東京・西が丘サッカー場に鳴り響いた「第34回全日本少年サッカー大会」の決勝戦のタイムアップを告げるホイッスルのこと。高木選手は、現在もチームメイトの角野登生選手と共にバディーSC(神奈川県横浜市)のメンバーとして日本一を経験している。
「小学生のときの練習で役に立っていると感じるのは相手との駆け引きの部分です。相手の身体の向きや距離を感じることができて、ハイプレッシャーのなかでも、うまく相手をいなせるようになりました。とにかく集中して取り組むことができたので、攻守の切り替えもできていました」
バディーSCは決して走るだけの練習はしないが、ボールを使った練習には、自然に走らなければいけなくなるような仕掛けが散りばめられており、そのおかげで小学生のうちから試合を走り切れるだけの集中力が身についたのだと話す高木選手。今でも恩師とは連絡を取っている。
「僕のことをいつまでも応援してくれる存在ですね。こないだも、僕のことが紹介されている記事を読んだよって喜んでくれました。試合の日程もチェックしてくれているようですし、高校生になっても気に掛けてもらって嬉しいです」
バディーSCの仲間とも、たまに会って食事に行ったりするという。昔の仲間も今はライバルとなって互いの活躍に刺激されているようだ。
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