風間理論による”外す”。「敵の1人を壊すこと」
2017年10月30日
コラムゴール前でマークを”外す”ためには緻密で瞬間的な駆け引きが必要です。風間理論によればはその”外す”について「敵の1人を壊すこと」と表現します。その言葉が意味するものとは何なのでしょうか。10月23日に発売となった『技術解体新書 サッカーの技術を言葉で再定義する』から一部抜粋して紹介します。
文●西部謙司 写真●田中伸弥
『技術解体新書 サッカーの技術を言葉で再定義する』より一部転載
「外す」ためには緻密で瞬間的な駆け引きが必要
風間さんのいう「外す」は、「受ける」よりも相手ゴールに近い場所で行われる仕掛けのパスレシーブだ。いつ、どこで、どう、この3つについては「受ける」と変わらないが、相手のディフェンスラインに仕掛けていく段階では、相手の背後で止まってパスを受ければオフサイドになってしまう。 「外す」はより緻密で瞬間的な駆け引きが必要になってくる。
「基本的には仕掛けて外す。敵が動いていればパスコースを作るのは難しくない」
例えばFWとDFが並走している状態なら、受け手がDFの動く「矢印」を少し外してスッと動けばパスコースは作れる(図 6)。
「『背中をつくれ』と言うのですが、パサーから見てDFが背中を向けている状態を作れば、DFのすぐ側でもパスを通すことができます(図 7 )。
たまにDFの背中とか後頭部にパスをぶつけてしまったりしますが、逆に言えばそれだけDFはボールが見えていないわけです」
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