「練習したことは試合に出る」。湘南ベルマーレの監督と主将がレアル戦で感じた課題とは?【4月特集】

2018年04月11日

コラム
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練習から激しくチームとしてやっていかないといけない!

 次に「U-15 キリンレモンCUP」で湘南ベルマーレのキャプテンとしてチームを引っ張った竹田舜選手のインタビューの全文だ。

――まず、決勝戦を振り返ってみていかがでしたか?

 予選とは違い、レアルの選手たちは時差が抜け始め、裏へのボールが増えてスピードが速くなりました。厳しいゲームでした。

――悔しい敗戦となりましたが、その中で自分たちの通用したところは何だと感じましたか?

 いつも通り、みんなで声を掛け合ってボールを後ろからつなぎ、サイドからクロスを上げて攻撃する。何本か惜しいシーンもあったので、そこは世界に通用したかなと感じています。

――サッカーとして学べた点はどういうところでしたか?

 準決勝に比べてサイドを駆け上がるシーンが少なく、決勝はチャンスを作れなかったので、そこは世界の壁は厚いなと思いました。

――三日間振り返って、キャプテンとしてどう戦ってきたのかを聞かせてください。

 一つひとつの試合を大事にしてみんなで成長していくのと、この大会はスポンサーさんをはじめ、両親やサポーターの支えがあって成り立っているのでそこの感謝を忘れず、しっかりとみんなで勝ち上がっていこうという思いで戦いました。

――三日間を通して学んだことを、今後どう生かしていきたいのかを教えてください。

 この3日間、チームとしても個人としても成長できたので、これからの関東リーグなどに向けてがんばっていきたいです。

――初戦でレアルと戦っていたとはいえ、地元の大会でお客さんの声援を受けて決勝戦に臨めたと思います。どういった心境で戦ったのですか?

 特にレアルだからと言って焦らず、観客の多い中で楽しもうとみんなでプレーしましたし、落ち着いてプレーできました。

――試合は楽しめましたか?

 みんなで『楽しもう』と声を掛け合っていましたし、みんなも楽しんでやっていたと思います。

――2点取られた後、かなり押し込んで決定的なチャンスも作りました。宍戸選手のシュートが一番惜しかったと思いますが、それは楽しめてプレーしていたからという理由が大きかったですか?

 そこは大きかったと思います。この経験はとてもいいものだったと感じています。チームとしても、個人としても成長できたのでいい経験になったと思います。

――個人として、次の練習からすぐに改善したいこと、改善できることがあれば教えてください。

 練習は試合に出ると思うので、今回レアルのような強い相手と戦って、もっと練習から激しくチーム内でやっていかないといけないと感じたので、そこは次の練習から改善していきたいです

――そこは守備の部分ですか?

 守備も攻撃も両方です。守備が上がれば攻撃が上がるし、攻撃が上がれば守備も上がるので、どちらも意識を高くやっていきたいと思います。

――対戦相手には中井卓大選手がいて、みんなも意識してしまうところがあったのではないかと思います。実際に戦ってみて、どういう印象を持ちましたか?

 中井くんは足元の技術がとてもうまくて、まわりもよく見えていました。すばらしい選手だと思いました。

――でも、負けてもいないのかなと思いました。

 湘南ベルマーレの選手たちは気持ちの強い子ばかりで、相手が誰であろうとみんなでしっかり戦おうと思っていたので、そこで勝っていたのかなと思います。

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