サッカーが上達する!! 1人でできる「タッチ感覚」を養う2つのトレーニング
2018年04月15日
サッカー練習メニュー4月になり、クラブチームに入団したという子も多いのではないでしょうか。サッカーを上達させていくためにも、まずはボールの扱いに慣れて、自由にタッチできることを目指していきましょう。「クーバー・コーチング キッズのスキルアップ練習メニュー集」からボール感覚を養うトレーニングを紹介します。
著●クーバー・コーチングジャパン 再構成●ジュニサカ編集部 写真●松岡健三郎
「クーバー・コーチング キッズのスキルアップ練習メニュー集」より一部転載
ボールマスタリーとは?
ボールマスタリーとは、ボール扱いに慣れて、自由に扱えるようにするためのトレーニングです。継続的に繰り返しトレーニングをすることで、タッチの感覚(ボールフィーリング)が身につきます。
●ボール扱いに慣れて、自由に扱えるようになる
ボールフィーリングとは「どのくらいの強さでタッチをすると、ボールはどのくらい移動するか?」(タッチの強弱)や、「どのくらいの足の角度や、足のどの部位でタッチすると、どの方向にボールが移動するか?」(タッチの角度)を知ることです。この感覚をつかむことができれば、正確なキックやファーストタッチ、ドリブルができる選手になることができます。
●ボールタッチが自由にできるようになる
上半身をリラックスさせて、姿勢や胸もバランスよくして行い、自然体でボールマスタリーを行いましょう。まずは、ボールタッチをゆっくり正確に行い、次のタッチがうまくできる位置にボールを運びましょう。足元だけを意識せずに、「アイズアップ(目線をあげること)」も心掛けましょう。両足バランスよく繰り返し行うことで、ボールタッチが自由にできるようになります。
それと同時にコーディネーションといわれる、体や足をスムーズに連動させる能力も鍛えるトレーニングにもなります。サッカーのみならず運動での体の使い方を自然と覚えることができます。
●自分のペースで段階的にやってみよう
ボールマスタリーは段階的に自分のペースでやっていきましょう。トレーニングを行い、心拍数をあげる効果もあるため、ウォーミングアップに適しています。1日10分~15分程度で、トレーニングメニューも3~5種類のメニューをこなすのが、1つの目安となります。
ボールをあまり見ずに感覚でボールタッチできるようになったら、動きの種類を2つ、3つと合わせてより複雑な難易度の高いトレーニングも行ってみましょう。
カテゴリ別新着記事
ニュース
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-17日本高校サッカー選抜メンバー発表!【J-VILLAGE CUP U-18】
- サッカー日本代表メンバー発表。上田綺世や伊藤洋輝が復帰!【FIFAワールドカップ26アジア最終予選】
- U-18日本代表メンバー発表!【第7回 J-VILLAGE CUP U-18】
- 人生最大の挫折――。本田圭佑がガンバユースに昇格できなかった本当の真相【後編】
- 「東北トレセンU-13」が開催!
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー
- 「JFA アディダス U-12 DREAM ROAD」スペイン遠征参加メンバー発表!全少で活躍した選手を中心にチームを構成
- 「6年生の秋から11人制にするのが妥当」。改めて考えたい8人制サッカーのメリットとデメリット/関西クラブユース連盟 宮川淑人氏 編【短期連載】
- 「ドリブルしろ!」「パスを出せ!」では伝わらない。選手を最適なプレーに導く“言葉の細分化”
- 【ダノンネーションズカップ2017 in JAPAN】大会フォトギャラリー