「グラウンドが少ない…」地域の苦悩。子どもたちの試合環境を増やすには?

2018年11月22日

コラム

一人ひとりの心に「思い出」として深く刻まれる

「ナイターリーグは子どもたちにとって本当に楽しいリーグ戦で、貴重な経験だと思います。陽が沈んだ夜に試合をするので、昼間とは少し違った”試合の雰囲気”を味わえることができます。それもナイターリーグの魅力の一つです」と山崎代表は「ナイターリーグ」の価値を改めて話した。

 福井県越前市出身の私も小学4年生の時に北日野スポーツ少年団の一員として「ナイターリーグ」を経験している。約10年前のことだが、今振り返ってみても、楽しかった記憶が次々に蘇ってくる。

 試合前に仲間と作戦会議を開いたこと、ペナルティーエリア手前から決めたドライブシュート、ドリブルでDF5人を抜いて決めたスーパーゴール、GKをして好セーブを連発し、首位を走っていた強豪クラブ相手にドローに持ち込んだ試合…と今でも頭の中に当時の記憶が鮮明に残っている。

 一人ひとりの心に「思い出」として深く刻まれる――。「ナイターリーグ」は福井県越前市の少年・少女たちにとって特別な大会だ。

 山崎代表は「本当に設立して良かったです」と振り返った。

「当時(約13年前)試合が少なかった子どもたちに試合を経験させてあげたかった、幸せにさせてあげたかった、そんな思いがあったからこそ設立しました。4年生(U-10)の選手が夏休みの間に価値ある試合を経験できるようになりました。ナイターリーグを創設して、少なからず、越前市のサッカー少年の成長に貢献できたと思います」

 グラウンド問題から設立された越前市伝統の「ナイターリーグ」。今後も、子どもたちの成長の場として、在り続けるだろう。

 

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