体温が1度下がると、エネルギー代謝が12%低下する。カラダを温める食事法とは
2019年01月01日
コラム寒さが本格的に厳しい季節。野外にいることが多いサッカー少年・少女たちには寒さ対策が必要です。もちろん、コートなど着る物ではなく、体の中を温める…という話です。12月の食育連載の1回目のコラムでは「腸を温める」方法や、その理由などを紹介していきました。今回は外気の寒さで冷えてしまった皮膚や筋肉、内臓などを温める方法についてです。体を温めると血流が良くなり、免疫細胞も正常になり、病気やケガからを予防することができます。
構成●宇野美貴子 写真●ジュニサカ編集部
【第1回】寒さに強い体はどう作る?「腸を温める」「自律神経を整える」必要性
免疫力がダウンすると風邪をひきやすくなる
昨今、低体温の子どもが増えていると言われています。通常、36.5〜37.0ぐらいの平熱が望ましいとうたわれていますが、お子さんの平熱はそれより低くありませんか?
平熱は、まず起きたばかりのまだ寝床から出る前、脇の下に体温計を入れて測るといいでしょう。その数字をメモし、数日測り続けて平均を出してみてください。それがお子さんの平熱です。もしも平熱が低かったり、その日だけでも体温が低かったり下日があったら、朝食をしっかりと食べさせてください。特に、温かいスープや味噌汁などは必ずメニューに入れましょう。体が温まってくると血行がよくなり、血液にのって体内の様々な細胞に酸素や栄養が届けられます。
体内に酸素や栄養を運ぶのは赤血球の仕事ですが、そんな赤血球を作るために必要なのがビタミンB12・牛・豚・鶏のレバーや、貝類、サンマ、卵、牛乳、チーズ、焼き海苔などに含まれていますから、温かい汁物と共にとりたい食材です。
何しろ体温が1℃下がると、エネルギー代謝が12%下がるのだそうです。エネルギー代謝というのは、食事でとった栄養を酵素などの働きで、運動するエネルギーや体温を維持するエネルギーに換えることです。また、体温が1℃下がると、免疫力を司る白血球の働きが30%ダウンすると言われます。35℃ぐらいの体温だとがん細胞が、36〜37℃では免疫力が活発になるのだそうです。
例えば、体温が低いために免疫力が下がっていると風邪をひきやすくなります。そして、ひいた風邪が悪化すると高熱が出ます。これは免疫細胞が、体内に侵入した風邪のウイルスをやっつけるために自ら発している熱で、その時は通常よりも白血球の数が増えています。そして、風邪のウイルスがノックダウンされると熱も下がり平熱に戻りますが、平熱よりも体温が下がると白血球の働きが鈍くなり、またまた風邪ウイルスがのさばることになります。
体内で戦う白血球をサポートするのはビタミンCです。ビタミンCが足りなくなると免疫力が下がりやすくなりますから、この時期に積極的に摂取したいものです。ビタミンCがたくさん含まれる食材は、ピーマン、ブロッコリー、ジャガイモ、芽キャベツ、イチゴ、キウイフルーツ、オレンジ、レモンなど。ただし、洗ったり加熱したりするとその栄養が壊れてしまいやすいという性質がありますから、スープなどで全てを食べきったり、切ってそのまま食べられる食材がお勧めです。
風邪のウイルスなどは、目に見えないだけで、生活空間にウヨウヨ存在しています。それでも免疫力が正常に保たれていさえすれば、体内の免疫細胞が体の中に入ってきたウイルスたちをやっつけてくれているのです。ですから、たった1℃の体温低下だってバカにできないのです。その体温を保つために大切な役割を果たしているのが、筋肉です。
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