原口家にあった「子育て方針」。“暴れん坊”な元気少年を支えた家族のサポート法とは

2019年01月24日

コラム

家族で支え合える関係を

――兄弟それぞれへの対応は?

一さん「基本的には同じでした。ただ、元気はお兄ちゃんより4つ下なのにスポーツでは何でも勝ってしまうし、態度も生意気なところがあったんで、『このままだと兄の権威がなくなってしまうかもしれない』という危惧を覚えました。そこで長男に柔道を習わせて逞しさを養い、2人が正面衝突したタイミングで決闘させることにしました(苦笑)。

 元気が小2、長男が小6くらいだったでしょうか。母親も黙って見守る中、取っ組み合いのケンカが始まりました。最終的には長男が絞め技で元気を泣かせた。元気は『お兄ちゃんごめんね』と謝り、それ以来、元気はお兄ちゃんをリスペクトするようになり、生意気加減も少し収まった気がしました。

 私のやり方は極めて昭和的ですが、男の子はそのくらい逞しい方がいいのかなと考えています。長男も今は海上自衛隊のパイロットとして活躍していますしね」

――暴れん坊の一面はあったようですが、原口君は非常につねに前向きですよね。

一さん「それは母親譲りのところがあるのかもしれません。母親はプラス思考でいつも『面白いことやろう』と考えられるタイプ。岩手大大学院を出て獣医になったんですが、学生時代は馬術部にいて、朝5時起きで馬の世話をしてから学校に行く日々を送っていたと言います。開業してからも本当に忙しい日々だったのに3人の子どもを育て、仕事も切り盛りしてきた。そういう母親の姿勢を見て、元気も多少の困難やアクシデントがあっても前に突き進む強さを学んだのかもしれません」

玲子さん「子どもは守ってあげることも必要ですけど、全て守ってしまったら自立できなくなる。その子に合ったハードルを課して、それにチャレンジさせるような環境づくりを親がしてあげることが大事かなと思います。

 兄弟がいる場合は、同じ扱いをしながらも個性を認めてあげることも大切ですね。本質を間違わなければ、親は小さいことで揺れ動く必要はないし、オタオタしていたらダメ。何か問題が起きたら必ず理由があるはずですから、それを聞く耳を持つことを忘れてはいけないと私は思います。

 家族が支え合える、いい関係を築くことも重要かなと感じます。ウチは幸いにして、おじいちゃん、おばあちゃん含めてみんな仲が良かった。元気も安心してサッカーに打ち込めたと思います。今でも年越しの夜には家族でグランドに行って新年を迎えたと同時に初蹴りをやっているんですよ。そういう時間を大切にすることも心がけていきたいです」

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【原口元気選手の母・玲子さん(写真左)と父・一さん(写真右)】

 

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