海外系サッカークラブが集結した「J:COM U12インターナショナルクラブカップ」は ボカ・ジュニアーズサッカースクールが優勝
2018年01月05日
ジュニアサッカーニュース
(取材・写真・文●山本浩之)
暮れも押し迫った昨年12月26日と27日の二日間にわたり、北市川フットボールフィールド(千葉県市川市)にて、『J:COM U12 INTERNATIONAL CLUB CUP 2017 』が開催された。
日本国内でジュニア年代の育成活動に取り組んでいる7つの海外系クラブが参加した本大会は、8人制による20分ハーフの総当たりのリーグ戦で行われ、ボカ・ジュニアーズサッカースクールが6戦全勝(得点15・失点2)の好成績を収めて優勝した。
小学生がサッカーをプレーする環境には、少年団、クラブチーム、Jリーグアカデミーなど様々あるが、今や海外系サッカークラブも一つの選択肢となる。今大会に参加したクラブをみると、イングランドのアーセナルやリバプール、スペインのレアル・マドリード、イタリアのACミラン、南米はブラジルのサントス、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズなどの名門クラブが顔を揃えた。
今大会の主管でもある、アーセナルサッカースクール市川の代表を務める幸野健一氏は、これら海外系サッカークラブに、子どもたちが通うメリットを次のように語る。
「僕ら(アーセナルサッカースクール市川)も含めて、多くの海外系クラブには外国人指導者がいるのが特徴です。僕自身も経験してきましたが、小学生のうちから、日本とは異なる文化を持つ国の指導者と接するのは大事なことだと思います。彼らはとても情熱的なので、パッション(情熱)のある指導を受けることができます」
サッカーを通じて、外国人と日常的に接する機会が持てることで、サッカーの技術だけではなく、様々な文化の違いにも触れることができるのだという。
「また、試合の内容についても、今まで、これだけの数の海外系クラブが一堂に会した機会はありませんでしたので、改めて見てみると、子どもたちにしっかりとサッカーが伝えられているとの印象を受けました。蹴り合ってしまうようなチームはないし、パワーだけでやるようなチームもありませんでしたね」
幸野氏の調べによると、現在、日本国内では13から14の海外系サッカークラブが活動をしている。今大会は、そのうちの半数の7チームが集まり、各チームが二日間で6試合のリーグ戦に臨んだ。 ただ、「1日3試合をするのは少し多かったかもしれない」と幸野氏は閉会式でも振り返っている。
それは、練習も試合も全て、常に100%の状態で取り組めることこそが大切だからだと教えてくれた。
よく、休日の校庭やグラウンドは、朝早くから日が暮れるまで、少年サッカーで賑わっている。大会があっても、早い時間に終われば、さらに練習試合が組まれ、トーナメントに参加しても、1回戦で負ければ、空いているグラウンドに出かけて練習を始めるチームもいる。そんな風景を思い出した。日本人は、長い時間やればやるほど安心するんです――。幸野氏の言葉が耳に残っている。
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