予習することは、対戦相手を知っておくことと同じ。「文武両道」を実践するための勉強法
2018年03月02日
メンタル/教育子どもの勉強のために親ができることは?
清水家では文武両道が家訓(笑)。みんなスポーツをやっていたこともあって、時間を無駄にするな、ということに関してはシビアに教えられましたね。母からタイムラインを罫で区切られている短冊状の紙を渡されて、今日一日何をやるか書きなさい、と言われて、ここが食事、ここから宿題と、自分でやることを書き出して一日をすごすということを、小学生のころからやらされていました。
結果としてできないことがたくさんあるけれど、できないことを実感して、どうしたらいいかな? と考えることができる。できたことは線で消していけば達成感にもなる。これは今の仕事にも役立っています。
ここで寝てしまうとあとで眠れなくなるから、眠いなら着がえて寝てしまいなさいとか、7時間しっかり睡眠時間をとるための注意をしてくれたりと、生活リズムについてとても気をつかってくれていました。これはありがたかったですね。
親はどうしても、「昔は書いて覚えたんだから10回書いて覚えなさい」ということを言いがちです。でも子どもにしたら「それいつの話だよ」となります。親が自分のことを武勇伝的に話してしまうと、そんなのできないよ、やりたくない、となってしまう。もっと対話形式で引き出していくことが大事。
ぜんぜん勉強できてない、ということに対して、なんでやらないの?ではなく、どうしてそういうやり方してるの?とインタビューしていく。あまり掘り下げすぎずに、「じゃぁ、いつなら宿題できるのかな」などと聞いて、サッカーに行く前にやろうかな、とか、対策を考えさせる。
子どもと話す時は、ヒーローインタビューのような形で聞いていくといいんです。どうしてうまくいったの?と聞いて、その子の体験を言語化させていき、自分のストーリーを再構築させて、あぁ、こうしてこうしたから、僕はうまくいったんだ、という経験をさせるのがゴール。
なんとかして結果を出して、自分の力でやったんだ、という成功体験を積ませることが一番ですね。
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