「一発で行くな!」「体で行け!」でOK? 子どもたちに伝わりやすい日本語を考える

2019年10月18日

読んで学ぶ/観て学ぶ

コラム1018 2

和訳の解釈を変えてみる

 相手を邪魔しに行き、ボールを奪う。
 この一連のプレーには、とても攻撃的なニュアンスを感じませんか?
 そして相手側は、ディフェンダーの「攻撃」からボールを守らなければいけない。

Offense(オフェンス)
Defense(ディフェンス)

 この言葉の和訳として一般的なのは『 攻撃 / 守備 』になると思いますが、僕はこれ、逆だと思ってます。

 相手のボールを攻めに行く。撃退するつもりで。
 相手からボールを守る。ボールを持ってる時から、守りに備える。

 だから相手にボールがある時が攻撃で、自チームにボールがある時が守備なんだよと、子どもたちには伝えています。

 日本語を、英語に置き換えてみても楽しいですよね。
攻撃は attack(アタック)で、守備は barrier(バリアー)と答えた中学生がいました。
なるほど …

 他にもいくつかありそうですよね。子どもたちと一緒に考えてみたら、きっと楽しいと思います。

 これらは一つの例えですが、このように普段何の疑問もなく使っている言葉や訳し方の解釈を変えてみると、サッカーがまた違ったものに見えてくるし、そういう解釈を共有することから、チームの哲学やスタイルは生まれてくるではないかと思います。

次回は
①「速く」ではなく「早く」
② コイントス時の「どっち攻め?」を言い換えてみる
について、書いてみたいと思います。

 

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