「特別に目立つこともなかった」幼少期。中島翔哉の”才能”が磨かれた原点とは

2018年05月18日

コラム
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今月30日(水)に行われるガーナ戦(国際親善試合)、中島翔哉選手(ポルティモネンセ/ポルトガル)のメンバー入りが確実視されていましたが、残念ながら代表メンバーの中に彼の名前はありませんでした。しかし、今季はリーグ戦で29試合に出場し10得点12アシストを記録。日本代表初選出となった欧州遠征でもゴールを挙げるなど飛躍のシーズンを遂げました。今回は『僕らがサッカーボーイズだった頃4 夢への挑戦』から一部抜粋して中島翔哉選手のジュニア時代のエピソードを紹介します。

文●元川悦子 写真●Getty Images

『僕らがサッカーボーイズだった頃4 夢への挑戦』より一部転載


LUIK, BELGIUM - MARCH 23: Shoya Nakajima of Japan celebrates 1-1 with Yuto Nagatomo of Japan, Yu Kobayashi of Japan  during the  International Friendly match between Japan  v Mali  at the Stade Maurice Dufrasne on March 23, 2018 in Luik Belgium (Photo by Johan Eyckens/Soccrates/Getty Images)

地元の町クラブでサッカー人生をスタート

 2018年ロシアワールドカップの日本代表メンバー発表前最後のテストマッチとなった3月のマリ・ウクライナ戦(リエージュ)。結果的にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督体制最後の活動となった2連戦で大きなインパクトを残したのが、A代表初招集の中島翔哉(ポルティモネンセ)だった。

 2017年8月にポルトガル1部へ赴き、9得点(リーグ戦終了時点:10得点)を叩き出している男は日本代表でもその決定力を遺憾なく発揮した。

(中略)

「ドーハの悲劇」によって日本が逃した1994年ワールドカップアメリカ大会で、闘将・ドゥンガに加え、ロマーリオ、ベベットの強力2トップを擁するブラジル代表が3度目の世界王者に輝いた1ヶ月半後の同年8月、中島翔哉は東京のベッドタウン・八王子市で誕生した。

 一人っ子の彼にとってサッカーボールは遊び道具であり親友。つねにボールを傍らに置き、暇さえあれば蹴るほどの入れ込みようだった。

 母親同士が姉妹で、1つ年下の従弟に当たる小池龍太(柏レイソル)は、幼少期のエピソードを明かしてくれた。

「翔哉と僕の家はホントに目と鼻の先。自分は5つ年上の兄と2つ下の弟がいる3人兄弟なんですが、翔哉と一番歳が近かったので、ホントの兄弟みたいに過ごしていました。翔哉の家では犬を飼ってたんで、犬の散歩をドリブルしながらするというのが日常茶飯事。家の中では僕も加わって2対1もやりました。犬がなかなか手強くて僕らも苦労したけど、いい練習になったんじゃないかな」

 そんな翔哉少年が本格的にチームに入ったのは、八王子市立別所小学校に入学した1年生の時。「サッカーをやりたい」と言う息子をクラブに入れたいと考えた母が地元の町クラブである「松が谷FC」の募集広告を見つけ、「ここはどう?」と勧めてくれたのがきっかけだったという。

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