「熱中症問題」は他人事ではない。命を守るために指導者・保護者ができること【熱中症対策まとめ】
2018年08月12日
コラム熱中症は時に、命を奪います。7月後半に起きた猛暑の影響で小学校1年生の男児が亡くなっています。熱中症の問題は他人事ではありません。日本の少年サッカーの現場では気温35度を超える中、当たり前のように試合や練習が実施されています。子どもたちの体には相当な負担が掛かっていることでしょう。まずは保護者や指導者が、熱中症を発症しないための配慮を心掛けること。最悪の事態が起こった場合の応急処置法などの知識を蓄えることが大切です。そこで今回は熱中症に関するジュニサカ記事6つを紹介していきます。
目次
1. 「夏休みのうちにどれだけ心身ともに追い込めるかが大切だ」。日本の“夏トレーニング”に対する違和感
2. 「知らなかった」ではすまされない熱中症対策。正しい水分補給の“効果”と“限界”
3. 【熱中症予防・応急処置】救命救急医に聞く「子どもが弱音を吐ける環境作りを」
4. 弁護士に聞く、熱中症対策。抑えておきたい“4つの知識”。管理者・指導者の責任は?
5. 熱中症対策に! 脱水症の応急処置にも使える「経口補水液」とは
6. 熱中症で倒れてしまった…では遅い!絶対に知っておくべき『熱中症対策』と5つの『水分補給のポイント』
1.「夏休みのうちにどれだけ心身ともに追い込めるかが大切だ」。日本の“夏トレーニング”に対する違和感
■「夏休みのうちにどれだけ心身ともに追い込めるかが大切だ」。日本の“夏トレーニング”に対する違和感
日本では、まだ夏の練習なのに2時間は当たり前に行なわれ、さらに合宿も盛んだ。一つ問いたいのは練習の時間や時間帯に気を配っている指導者がどの程度いるだろうか?子どもの体は体表面積が小さいから熱を発散しにくく、体温が上がってしまう。水を飲んでも水分は補給できるが、体温は下がらない。体に相当な負担がかかっているが、果たして指導者は理解しているのだろうか?夏のトレーニングについてドイツでサッカーを指導する中野吉之伴さんの言葉に耳を傾ける。
2.「知らなかった」ではすまされない熱中症対策。正しい水分補給の“効果”と“限界”
■「知らなかった」ではすまされない熱中症対策。正しい水分補給の“効果”と“限界”
酷暑がつづく日本列島。そんななか、スポーツをする子どもたちの姿も多く見受けられます。もちろん、多くの指導者たちは気温の低い時間帯に練習時間を確保することや水分補給を促すなど熱中症の予防に力を入れていることでしょう。しかし、熱中症は人命に大きく関わる問題です。決して「軟弱だから」「根性が足りない」から発症するものではありません。指導者は十分な知識つけて配慮をしなければなりません。日本サッカー協会フィジカルフィットネスプロジェクトメンバーの安松幹展さんの話に耳を傾けます。
3.【熱中症予防・応急処置】救命救急医に聞く「子どもが弱音を吐ける環境作りを」
■【熱中症予防・応急処置】救命救急医に聞く「子どもが弱音を吐ける環境作りを」
炎天下の中で練習や試合を行えば、当然、熱中症のリスクは高まります。もちろん熱中症にならないことがベストですが、万が一、症状が出た場合の対処・処置について、熱中症に関する著書を持つ三宅康史先生(帝京大学医学部附属病院高度救命救急センター長)に話を伺いました。
4.弁護士に聞く、熱中症対策。抑えておきたい“4つの知識”。管理者・指導者の責任は?
■弁護士に聞く、熱中症対策。抑えておきたい“4つの知識”。管理者・指導者の責任は?
連日のように続く今夏の猛暑。熱中症による事故が絶えず、それは少年サッカーの現場でも無関係ではありません。そこで、日本スポーツ法学会会長であり、スポーツ事故等を専門分野とする望月浩一郎弁護士に、法的な観点からの熱中症対策について話をうかがいました。
5.熱中症対策に! 脱水症の応急処置にも使える「経口補水液」とは
■熱中症対策に! 脱水症の応急処置にも使える「経口補水液」とは
水分補給の際には水分だけでなく汗で失われる塩分の補給も大切です。脱水症の応急処置にも使える「経口補水液」について紹介していきます。管理栄養士の盛岡良行さんに説明していただきました。
6.熱中症で倒れてしまった…では遅い!絶対に知っておくべき『熱中症対策』と5つの『水分補給のポイント』
■熱中症で倒れてしまった…では遅い!絶対に知っておくべき『熱中症対策』と5つの『水分補給のポイント』
適切な熱中症対策が出来ていないと運動中にめまいや吐き気が起きて体調を崩し最悪の場合、命の危険に及びます。学校でのスポーツ栄養セミナーやスポーツジム利用者への食事指導などを行っている盛岡さんの言葉から『熱中症対策』と『水分補給のポイント』について考えていきたいと思います。
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