【動画】フープリレー【チームワーク強化メニュー/チームビルディング】

2022年07月19日

サッカー練習メニュー

前回の記事では『スポーツで役立つチームワークの強化書 「個」を生かすチームビルディング』から、練習に取り組む前に指導者が一度考えて欲しいことについて紹介しました。そこで今回は、それを踏まえた上で実際の練習メニューを紹介します。

著●福富信也


チームワーク強化メニュー1

フープリレー

【活動内容】
8人前後で手をつないで円になり、その円の1か所にフラフープを通し、手をつないだままそのフラフープをできるだけ早く1周させる活動。あくまで競争ではなく、自分たちのチームのベストタイムを追求することが課題である。

【人数】
1チーム8人前後

【場所】
どこでも可

【用意するもの】
フラフープ、ストップウォッチ、ホワイトボード(模造紙等)

ルール
・8人前後でチームをつくり、全員で円になって手をつなぐ。
・その円の1か所にフラフープを通す。
・全員がつないだ手を離さず1人1回フラフープをくぐり1周させるタイムを限界まで短縮する。
・繋いでいる手の指を使ってフラフープを掴むのはNG!

進行方法
・コーチは各チームから要求があった場合のみ、タイムを計測する(1/100秒まで記録)
・結果はホワイトボードなどに書き、全体に見えるようにする。
・目安の時間は約30〜50分。

ポイント
・心の安全が担保され、みんなが活発に意見を言い合えているか。
・積極的にチャレンジして、様々なアイディアを実際に試しているか。
・ホワイトボードにタイムを書き出したことで、どのような現象がおこったか。
パフォーマンス曲線のように、ストーミングを経てチームが成長していったか。

コーチングメモ
他のチームとの比較ではなく、自分たちのベストタイムに挑戦しよう!

<関連リンク>
重要なのは選手との距離感。日々の練習を行う前に考えてほしいこと【チームビルディング】
コーチに必要なマインドセットとは?「知っているつもり」からの脱却と言語化の方法
チームの成長に応じたアプローチを。チームビルディングで意識すべき4つの過程とは


つづきは『スポーツで役立つチームワークの強化書 「個」を生かすチームビルディング』からご覧ください。



【商品名】『スポーツで役立つチームワークの強化書 「個」を生かすチームビルディング』
【発行】株式会社カンゼン
2022年7月5日発売

【書籍紹介】
日常に隠れた“成長の種”を見逃さない!

一体感は“背後のチーム”が鍵を握っている
心の安全を担保し“偽りの平和”から脱却する
ストーミング(混乱期)はチームの成長痛 etc……

チームづくりの着眼点を知り状況に応じた解決策を生み出すことができる!
スポーツ版チームビルディングの教科書。


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