サッカーを“サッカー外”から学ぶ重要性

Children school, pre-school education, despite the fact that school attendance is not compulsory until they turn five. (Photo by Christopher Furlong/Getty Images)
(写真●Getty Images)
 
 

日本のスポーツ界には、暴力・暴言、パワハラの問題が後を絶たない。ジュニアサッカー界も他人事ではない。2018年11月には沖縄の少年サッカーチームの監督が少年2人の頭を蹴ってけがを負わせ書類送検されていたことも明らかになった。なぜ健全な場であるはずのスポーツの現場こうした「事件」が起こるのか。この連載では、サッカーを“ライフタイムスポーツ”としてとらえ、“サッカーの外”の識者、直接サッカーとは関わりがなくても、ジュニアサッカーのコーチングや育成、子どもたちの成長に関わるエキスパートに広く取材し、さまざまなことを学んでいく。

(企画●大塚一樹)

■序文~連載をはじめるにあたって~
2018/12/6 今、指導者に何が求められているのか?サッカーを“サッカー外”から学ぶ重要性
 
■「世界基準の幼稚園」著者・橋井健司氏から学ぶ
 
2018/12/13 第1回 日本に蔓延する「完璧主義」の幻想は子どもの頃から始まっている
 
2018/12/20 第2回 日本の子どもたちに必要なものは「余白」であることを大人たちはわかっているようでわかっていない
 
2018/12/27 第3回 目に見える結果だけを求めても「本当に勝ちたいとき」に勝てる選手は育たない
 
■「具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ」著者・細谷功氏から学ぶ
 
2019/4/11 第1回 「具体」と「抽象」。対称ではない二つの概念からサッカーの指導を考える
 
2019/4/18 第2回 「できるだけ具体的な指導を…」と意気込みすぎるのは半分正解で半分間違い
 
2019/4/25 第3回 お気づきだろうか?「自分で考えろ!」という言葉が持つ”自己矛盾”に
 
2019/5/9 第4回 大人同士に生じた軋轢が子どもたちに影響を及ぼしては本末転倒だ

 
■「絵はすぐに上手くならない デッサン・トレーニングの思考法」著者・成冨ミヲリ氏から学ぶ
 
2019/6/13 第1回 サッカーはすぐに上手くならない。美術から学ぶ「才能」の正体
 
2019/6/20 第2回 「なぜ、うまくいかなかったのか」その原因を考える習慣を。いわゆる“センス”は後天的に育てられる
 
2019/6/20 第3回 「見る力」を養う。まず“見えて”いなければ努力をしても意味がない
 
2019/7/4 第4回 やればやるほどうまくなるのか? つらい経験をすればするほど強くなるのか? そこに本人の意志はあるのか

 
■はなまる学習会・代表 高濱正伸氏から学ぶ
 
2019/7/11 第1回 「言われてやる、用意されたことをやる、やらされるのは全部ダメ」サッカーと勉強の共通点
 
2019/7/18 第2回 サッカー指導者は、サッカーを通して子どもたちに何を伝えようとしているのか者
 
2019/7/25 第3回 「勝利か? 育成か?」 勝つだけでは得られない“スポーツの意義”を教育的観点から切る
 
2019/8/1 第4回 「親が変わらなければ子どもは変わらない」。花まる学習会代表・高濱氏が“保護者の育成”に力を入れる理由


<著者プロフィール>
大塚一樹(おおつか・かずき)
フリーライター。1977年、新潟県長岡市生まれ。作家・スポーツライターの小林信也氏に師事し、独立後はスポーツを中心にジャンルにとらわれない執筆活動を展開。著書に『一流プロ5人が特別に教えてくれた サッカー鑑識力』(ソルメディア)、『最新 サッカー用語大辞典』(マイナビ)などがある。

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