日本代表・山口蛍選手に学ぶ! ボランチに必要な判断力
2014年06月14日
インタビュー自ら下したプレーの決断を信じる
――判断したことを瞬間的に変えるということは?
もちろん、試合の状況によれば変えることもありますが、ただ実際にはなかな
か難しい。それができるからシャビとかはトッププレーヤーと言われるのだと思います。僕たちはボールが来る前に周りを見て、ある程度ここにボールを出そうと決めているんですが、そういう選手たちは決めていなくて、ボールが来て周りを見ながら瞬時に最適な選択をできるのがスゴいところですよね。
――今、何が自分に足りないですか?
もっと周りを見ること。それと決断力。自分はギリギリまで悩んでしまうことも多い。『これだ』って決めたら行動に移せるようにしたいですね。
――それはコンマ何秒の世界ですよね。その差はサッカーではすごく大きいですか?
大きいです。特にゴール前では。練習でもゴール前で自分がシュートを打てるときにパスをして、フォルランには『そこはシュートだ!』っていわれることが結構多いんです。
――こういう第三者の目を持つことができたら、プレーの質も変わるのかもしれませんね。では子どもたちが判断力を身につけるために、どんなことを気をつけたらいいと思いますか?
自分がこれって決めたことをやるってことですね。自分がシュートだと思ったらシュート。パスと思えばパス。ドリブルって思ったらドリブルで抜いてほしい。そしてミスをしても、それを切り替えること。サッカーにはミスは付き物ですから。
――そのミスに対して、子ども同士が団結するために必要な言葉は?
子ども同士は『次、がんばろう』という言葉でいいと思います。『ミスを恐れずにやろうぜ』というポジティブな言葉で。プロの場合はすべてポジティブというわけにもいきませんが。ミスをしたなら、そのミスの現実を受け止めること。それを受け止めてからポジティブになるべきだと思いますね。
プロフィール
山口蛍
(やまぐち・ほたる)
1990年10月6日生まれ、三重県名張市出身。MF。中学進学時に、セレッソ大阪U-15のセレクションに合格。中学1年時にJFAエリートプログラムにも選出された。高校3年時の08年にプリンスリーグU-18関西で優勝を飾る。09年、トップチームに昇格。10年、U-21日本代表に選出され、広州アジア競技大会に出場を果たす。11年から、ボランチのポジションで徐々に出場機会を増やす。2012年、クラブでも開幕からレギュラーに定着。さらにロンドン五輪代表として、本大会ではメキシコ五輪以来44年ぶりのベスト4進出に貢献した。2013年7月、日本代表に招集され、東アジアカップ優勝へ導く。173cm・72kg
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6月6日(金)発売の『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.33夏号』。今号の特集は「日本代表・山口蛍選手の判断力の磨き方」となっています。特集内では、山口蛍選手(セレッソ大阪)にインタビュー。ボランチに必要な判断力などを聞きました。また連載「僕らがサッカーボーイズだった頃~Jリーガーのジュニア時代~」には西川周作選手(浦和レッズ)、南野拓実選手(セレッソ大阪)が登場。二人の知られざる少年時代を明かします。
付録DVDでは、大前元紀選手(清水エスパルス)が一撃必殺の1対1攻略テクニックを伝授。そして今号は、ワールドカップ直前SPと題し、前号に引き続き別冊付録として、出場32カ国の戦力がわかる「ブラジルワールドカップ戦力ガイド」をつけております。また今号より年間購読された方には特製クリアファイルがついてきます!!
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