前フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴから学ぶ! フットサルをサッカーに生かす指導法とは
2016年08月15日
コラム指導者の使命は、創造力ある選手の育成
よくドリル的にキックやドリブル、パスなどの練習をやっていますが、それらはあくまでも一つの要素にしか過ぎません。指導者は前述した6つ+αのすべてを考慮してトレーニングを作成することが大事です。スペース=ピッチサイズを決めるのも選手がどれだけボールを触れられるか、頭をどれくらい使うか、集中力が持続するかなど様々なことを考えなければなりません。
その中でも最も大切なのが、私は『スペース』だと考えています。これは人数やボールタッチ数、脳を鍛えることなどに密接にかかわっています。つけ加えると、敵や味方の数で数的優位不利が変わるし、足が速いとか、ボールテクニックがあるとか、視野が広いとか選手の特徴によってもトレーニングの内容に大きく影響します。
フットサルは小さなピッチで選手全員が攻守両面にかかわり、すばやい判断の中で決断を下さなくてはならない。だからこそ、子どもたちにとっても、指導者にとってもフットサルをトレーニングにうまく活用することは有意義だと思うのです。指導者の使命は、創造力のある選手を育成することであり、そこにはサッカーもフットサルも関係がありません。
コートの広さや人数など多少の違いはあれど、ボールを足で扱い、ゴールを奪い合うスポーツだと捉えたらジュニア世代ではそこまで差はなく、むしろ学べる機会が多いのはフットサルです。さらに、1~6+αは両方のスポーツの共通点です。それならばフットサルを利用しない手はないと感じるのです。
カテゴリ別新着記事
ニュース
- 「2024ナショナルトレセンU-14(後期)」参加メンバー発表!2024.11.14
- 「Jヴィレッジチャレンジ 2024 powered by シント=トロイデンVV」が開催!2024.11.14
- U-19日本代表、メキシコ遠征参加メンバー発表。湘南ベルマーレ・石井久継も選出で10番を背負う!2024.11.08
- 「U-16日本代表候補 国内トレーニングキャンプ」参加メンバー発表!2024.11.07
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
人気記事ランキング
- 「2024ナショナルトレセンU-14(後期)」参加メンバー発表!
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 関東選抜メンバー発表!【関東トレセン交流戦U-15】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【西日本】
- ビルドアップ能力を自然に高めるスモールサイドゲーム。スペインで行われるトレーニングデザインとその意図とは
- 「フットサルって足下がうまくなりますよね」。それだけじゃないメリット “重要な決断” が繰り返される価値とは【8月特集】
- すぐに「痛い」と言い出す息子…。
- 【第37回全日本少年サッカー大会】三重県大会 決勝レポート「最後まであきらめない気持ちで試合終了間際に得点した、大山田サッカースポーツ少年団が優勝!」
- 【ダノンネーションズカップ2014 in JAPAN】決勝大会 大会フォトギャラリー